清洲会議のあらすじとネタバレ!キャストと結末・三谷幸喜監督作品

読む目安時間2分10秒

三谷幸喜監督の異色作
「清洲会議」

後の天下取りの決定打は
清洲会議で打たれていた。

策謀渦巻く人間関係と、
下克上を勝ち上がるための
攻防を三谷幸喜の視点から
活写しています。

※ネタバレ注意

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キャスト・スタッフ

原作と脚本と監督
・・・三谷幸喜

原作:清須会議(幻冬舎刊)

清洲会議のあらすじとネタバレ!キャストと結末は三谷幸喜監督作品9

柴田勝家
・・・役所広司

清洲会議のあらすじとネタバレ!キャストと結末は三谷幸喜監督作品20

羽柴秀吉
・・・大泉洋

丹羽長秀
・・・小日向文世

池田恒興
・・・佐藤浩市

織田信雄
・・・妻夫木聡

前田利家
・・・浅野忠信

黒田官兵衛
・・・寺島進

前田玄以
・・・でんでん

堀秀政
・・・松山ケンイチ

織田三十郎信包
・・・伊勢谷友介

お市様
・・・鈴木京香


・・・中谷美紀

松姫
・・・剛力彩芽

三法師
・・・津島美羽

織田信孝
・・・坂東巳之助

滝川一益
・・・阿南健治

佐々成政
・・・市川しんぺー

金森長近
・・・清末裕之

稲葉一鉄
・・・久世浩

蜂屋頼隆
・・・迫田孝也

長束正家
・・・望月章男

佐久間盛政
・・・松永一太

弥助
・・・ショー片島

森蘭丸
・・・染谷将太

織田信長
・・・篠井英介

なか
・・・戸田恵子

小一郎
・・・梶原善

小袖
・・・瀬戸カトリーヌ

義兵衛
・・・近藤芳正

明智光秀
・・・浅野和之

織田信忠
・・・中村勘九郎

枝毛
・・・天海祐希

更科六兵衛
・・・西田敏行

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あらすじ※ネタバレ注意

コメディに定評のある三谷幸喜
作品の中でも異色の作品と位置
づけられるのが清洲会議です。

たしかに、爆笑が起きる訳でもなく
「期待はずれだった」という声も
聞かれる本作ですが。。。

実に、「人間」を観察する眼という
視点からみれば実に学ぶべき点は豊富
なのではないかと感じます。

私自身の感想も交えつつ、
ネタバレ満載のあらすじをお伝え
します。

中心人物

主人公として覚えて欲しいのが
役所広司演じる柴田勝家と
大泉洋演じる羽柴秀吉です。

彼ら二人が主人公です。

本能寺の変による主君織田信長
亡き後の静かなる権力闘争が
テーマになっています。

歴史を変えた5日間を描いたのが
清洲会議。

相関図としては、

柴田勝家と織田家三男の信孝
(信孝は賢明な人物)

羽柴秀吉と織田家次男の信雄
(信雄は馬鹿者)

それぞれ、織田家の跡取り候補を
立てて我こそはと後見人の名乗り
をあげたわけです。

勝家と秀吉、各々が選んだ織田家
の人物からすでに知略が繰り広げ
られているように感じます。

優秀な臣下となるか、自らが
権力を手中にするか・・・。

そのあたりも狙った上での三谷
監督の人物設定だと思いますね。

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勝家のキーパーソン

柴田勝家を支える人物として
丹羽長秀が登場します。

勝家は好人物ではあるのですが
策略を練ったり相手の思考を読み
取るといったことは苦手です。

その点、長秀は冷静沈着で思慮
深く、一手、二手先を読み通す
力を持っています。

いわば軍師あるいは宰相として
の器を持った人物でした。

信長の娘であるお市の方に心底
惚れ抜いていた勝家。

そのことに手を焼いていた長秀
でしたが、お市をも自陣に引き込
むことに成功します。

さらには、清洲城へと全速力で
向かっている滝川一益という仲間
もいるため戦況は勝家側に有利な
状況でした。

秀吉のキーパーソン

秀吉自身は人物として大変
優れた資質を持っていました。

その資質とは「人に好かれること」
でした。

役職の上下に関係なく、
また、一介の農民や村の子供たち
からも愛されているのでした。

いわば人気者であった訳です。

その資質を秀吉自身も自覚して
おり、自らが生き残るために
徹底的に活用してきた武器でした。

その秀吉を支えるのが天下一の
軍師・黒田勘兵衛です。

会議に挑む前の秀吉側の戦況は
決して有利とは言えませんでした。

かつて恋心を抱いていたお市
には嫌われ、味方には笑いもの
にされ・・・。

しかし、運は秀吉を見放しては
いませんでした。

それが松姫との出会いです。

幼い三法師(織田秀信)を連れて
川を見に来ていた松姫。

その松姫が三法師のことを
「小さなおやかた様」と呼んだの
を目にします。

そう、三法師は織田家の長男
であり本能寺の変に際して討ち死
にした信長の長男信忠の息子
でした。

信長→信忠→三法師と、
血縁で言えば正当な相続権を
持っているといえるのでした。

この偶然をものにしない手はない。

秀吉は早速三法師を跡取り候補
に立てることにします。

そして、ライバル勝家を倒す
ために丹羽長秀をこっそり呼び出し
ました。

理論化であり筋を通すことを何よりも
重んじる長秀。

その長秀に対して「正当な血縁」を
もって自分に味方するよう秀吉は
説得を試みます。

一晩考えた後に返答すると答えた
長秀。

その心の隙間は十分な広さを持っ
ており、秀吉に大きな勝算を与えた
のでした。

会議の結果

会議の結果は実にあっさりと出て
しまいました。

柴田勝家、丹羽長秀、
羽柴秀吉、池田恒興の四人での
多数決。

結果、秀吉が勝利し、三法師が
跡取りに決定するのでした。

ここにいきなり池田恒興と書き
ましたが、池田は生き残ることを
第一に考える男でした。

ある意味、のらりくらりと武将
らしくない人物として描かれて
います。

しかし、下克上の戦国時代に
おいて、池田のような姿勢も
生き残りには必要な武器であると
も思います。


真相と深層

勝家側についていたお市は
会議の結果、敗者となってしまい
ます。

それでも、憎悪の対象である秀吉
への復讐の念は止みませんでした。

せめてもの抵抗をと考えたお市は
勝家と結婚することに決めます。

お市の心の深層を知らず、恋が
実ったと喜ぶ勝家。

将としての器の違いがここでも
浮き彫りになっているかのような
描写です。

また、秀吉に勝利をもたらす
ことになった松姫。

川で秀吉と出会ったのは偶然で
あるかのようでしたが違いました。

その真相は、松姫なりの生き残り
をかけた策略だったのです。

松姫の父は武田信玄であり、
信長が最も恐れたのは信玄なの
でした。

突然の病に襲われなければ天下
をとったのは武田家である。

その思いを秘め、武田家の血を
絶やさないことこそ父・信玄
への弔いである。

その信念のもとに一芝居うち、
見事秀吉を利用したのでした。

なんとも恐ろしいというか、
さすが武田信玄の直系である
と伺わせます。


結末

エンディングでは、清洲城を
去る勝家と土下座して見送る
秀吉夫婦の姿がありました。

清洲会議のあらすじとネタバレ!キャストと結末は三谷幸喜監督作品4

その姿すらも、勝家を油断させ
自らの勝機を生み出すための手段
に過ぎませんでした。

そこまでやるか?とも思わせます。

天下を取るためならばどんなに
微細なことでも手を抜かない秀吉
であったればこその芝居ともいえ
そうです。

ラストシーンでは遥かな青空が
映し出され、遠く合戦の声が響き
渡るのでした。

不気味とも無情とも言える演出
ですね。


>>まだまだありますネタバレ
記事はこちらから<<

清洲会議まとめ

・清洲会議とは本能寺の変の
後に信長の跡取りを決定する
ための会議

・柴田勝家と羽柴秀吉との
対決となった

・勝家には丹羽長秀が秀吉
には黒田勘兵衛がブレーン
としてついていた

・当初は勝家が有利に見えた
が運と思惑が秀吉に勝機を
つかませる

・会議での多数決の結果、
秀吉側が勝利する

・映画では後の戦いの様子は
描かれていないが、後の天下
取りを予想させる内容と
なっている

2件のコメント

  • 歴史にうといわたしはすとんと物語が楽しめ、大満足でした。
    大泉洋さん、役所広司さんとも役柄がとても似合っていて、それぞれ魅力的でした♪(ま、虜になったのは伊勢谷さんですが)
    確かに大爆笑とはいきませんでしたが、そこかしこでクスクスっとしちゃいました。

    • dakota

      ihuluさん

      コメントありがとうございます。
      伊勢谷友介さんは2015年大河にて吉田松陰役に挑戦され、
      今後ますますの活躍が期待されますね。

      清洲会議の面白さは、
      ジワジワこみ上げてくるものなのかなあとも思います^^

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